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形態は体験により帰結する

  • 執筆者の写真: ATAKIKAKU
    ATAKIKAKU
  • 2018年11月21日
  • 読了時間: 2分

清里支店の鳴海です。

今回は休みを利用して静岡県富士宮市にある、「静岡県富士山世界遺産センター」へ行ってきました。




写真で見たときは大きな建物なのだと思っていましたが、実際に体感してみると、飛び出している逆円錐形の木組みが建築の稜線をぼかすおかげか、そこまで大きさを感じませんでした。

確かに目立つ形状ですか、周辺に高層の建物がない環境でも、主張しすぎず富士山奥に見える富士山とのバランスが良かったです。



内部空間は、逆富士の内部が展示空間となっており、順路を巡ることで絵巻物のような展示がによって、富士登山の追体験と富士山を取り巻く文化・歴史・環境を学ぶことができる造りとなっています。

内部は写真撮禁止ですが、プロジェクション投影された富士の環境映像に観覧者自身の影がかかるようになっており、音響と相まって夜の富士登山をしている時の様な感覚を受けました。



逆円錐形の形状は、外にある3cmの水盤に富士を投影させることが一番の目的なのだと思っていましたが、内部空間で見事に世界遺産になった富士山の魅力を伝える事に成功していると感じました。

学生時代、夏の山開きシーズンになると、雲海と御来光見たさに毎年登っていたことを懐かしく思うと共に、日本人の精神に根付く富士山の崇敬の念を、展示室を巡りながら再確認することができた建築物でした。



登るたびにしんどさで、二度と登るものかと思う富士登山ですが、喉元過ぎればなんとやら。

来年もまた挑戦しに行こうかな…

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