
【 前回のあらすじ👀✨ 】
建築CGディレクター・Tane.様 が主催する「建築VIZラジオ」にて、弊社の西鍛治がゲストにお呼びいただき
前編では、ノルウェーの建築ビジュアライゼーションスタジオ『Mir』の講演会について語りました! 🎤✨
★ Mirの作品は、なぜ独特の世界観を持つのか?
★ ノルウェーの自然とフィロソフィーがCG表現に与える影響とは?
★ 建築CGは「アート」か? それとも「サービス」か?
★ 日本の建築CG業界はこれからどう進化していくべきなのか?
「CGに名前をつける」「作品の哲学を持つ」など、Mir流の考え方に触れながら日本の建築CGの未来 についても考えました!
そして…「建築VIZの哲学を語るウェビナーをやりたい!」という話も浮上!?
後編となる今回は「建築CGあるある」大賞発表&建築VIZの未来をさらに深掘り!していきます!
それでは「建築VIZラジオ」後編 、スタートです!!🎙✨

「僕、リアルイベントやりたいんですよ!ATA企画の本社、使って大丈夫なので!」

「え、本当に!?以前 CGWORLDのウェビナー も ATA企画さんの本社で撮影しましたよね!すごく オシャレで素敵な会社 なんですよね!」

「そうなんですよ!しかも最近、会社の飲み会で でっかいスピーカー を買ったんです!なんと、会社でカラオケができるようにしました🎤(笑)」

「えっ!? 社内でカラオケしたい人がいるんですか?それとも…西鍛治さんが歌いたいだけ!?(笑)」

「あ、僕が歌いたいから買いました。で、みんなも どうぞご自由に!っていうスタイルです!(笑)だから、ATA企画の本社にみんな集まってイベントやったら楽しそう!✨」

「それ最高じゃないですか!?今年、絶対実現させましょう!!✨」
🎙 いよいよ「建築CGあるある」大賞発表!

「さて、ここからは 2つ目のトークテーマ『建築CGあるある』 の 大賞発表!🏆✨
たくさんの 共感&爆笑エピソード が届いたので、この中から Tane.賞 と 西鍛治賞 を決めます!🎖️」
★あるある① 提出直前のソフトクラッシュ…

「では、最初の あるある をご紹介!『提出5時間前くらいにソフトが絶対クラッシュする。逆に提出1時間前は元気になる』…あるあるすぎる!!!」

「これ、全CGクリエイターが経験してるやつ!!(笑)めちゃくちゃ忙しいときに限って、『今、狙われてるのか!?』 ってレベルで落ちるんですよね。みなさん、作業環境どうしてるのか気になりますね!」

「それ、めっちゃ聞きたい!!みんなの作業デスク大公開企画やりましょうか?(笑)だって、エラーって問い合わせても 原因不明ですって返ってくること、多くないですか?」

「じゃあ、みんなでグループLINE作りません!?エラーが起きたらそこに投稿して、みんなで『エラー対策コミュニティ』を作る!!」

「それ最高!! 団結して エラーと戦おう!!💪(笑)」
★あるある② 締め切り前にレンダリングが落ちる…でもポジティブ!?

「次のあるあるはこちら!『締め切り間近にこそ、レンダリングが落ちる。でもいい思い出です』」

「えっ…いや、これ…いい思い出になってるのが一番すごくない!?(笑)僕はもう、こんな状況になったら血の気が引くレベル なんですけど!?」

「わかる!(笑)でも、どんなに辛くても、時間が経つと笑い話になる っていうのは、あるあるですよね!」
★あるある③ アングル決まらない問題

「次の あるある、いきます!『決定権を持つ人が建築写真好きだと、アングルにこだわりすぎて決まらず遅れる』」

「うわっ!! これは本当にある!!忠告になっちゃうんですけど、アングルが決まらないと終わりません!!(笑)アングルが 早く決まると、制作もスムーズ なんですよね!」

「そうそう!写真と CGパースの見せ方の違い もあって、写真好きの方がこだわるとなかなか決まらないことも…。お客さんの中には『できるだけすべての情報を入れてほしい』って方も多くて、でも広角にすると 実際より広く見えすぎちゃう んですよね。」

「それ、日本らしい考え方ですよね。京都の洛中洛外図みたいに、全部を均等に見せたいっていう感覚に通じるものがある!」
🎙いよいよ大賞発表!!

「では、まず西鍛治賞から発表お願いします!🎖️」

「僕が選んだのは…『まだ一度も資料をもらってないのに、「ここ違う」ってチェックが返ってくる。いや初めて見たし。』これ僕だけかと思ったらみんな経験してると知って、安心しました!(笑)」

「めっちゃわかる!(笑)私も 『急いでます!とにかく急いでます!!』 って言われて、『いつ図面届きますか?』って聞いたら、『図面はないです!でも急いでます!!』 って言われたことあります、お互い大変だね、あるあるですね!ではTane.賞 の発表です!Tane.賞は…『でも、自分が携わったパースが竣工したときはやっぱり嬉しい』です!」

「おお、これは 感動系あるある!!前向き✨」

「うんうん、あと、結構パース通りに完成してるじゃん!ってことを知ると、やっぱりパースって大切なんだねって思って、いいあるあるだなと思いました。受賞された方には オリジナルチェキをプレゼント📸✨みなさん、たくさんのご応募ありがとうございました!!
🎙「建築VIZの未来」 ~AI時代に求められるクリエイターの役割とは?~

「さて、3つ目のテーマ に移りましょう!『建築VIZの今後について』です!✨ATA企画さんと私で 新しいことをやりたいね って話をしているんですが、それ以外にも 今後の建築VIZ業界ってどうなっていくのか?考えていきたいなと思っています!」

「そうですね~、やっぱりAIの進化、すごくないですか? もう めちゃくちゃ精度の高いパース が出てきているし、AIとどう付き合っていくのか、どう戦うのか?これは 僕の今後の大きなテーマ ですね。」

「それ、私も メモ に書いてました!AIと人間、お互いの得意な部分を組み合わせて共存していく ことが大事ですよね。」
🎙AIが進化する時代、クリエイターはどう生きる?

「それに、ソフトやPCのスペック もどんどん上がってきてますよね!例えば、ツインモーション みたいなツールを使えば、インポートしただけで、めちゃくちゃリアルなビジュアルが出せる 時代になってる。」

「うん、よりリアルなCGが、より短時間で作れるようになってきてる っていう流れはありますよね。じゃあそんな時代に、私たちはどういうポジションを取ればいいのか? 」

「僕の考えでは、僕たちは『プレゼンテーションのサポートセンター』になれたらいいなと!建築CGって、単にパースを作るだけじゃなくて、『どうすれば相手に伝わるか?』 っていう 見せ方自体を提案できる立場 になるべきだなと。例えば、コンペやプレゼン のときに、この場合はパースがいいけど、こっちはVRの方が伝わりやすいっていうように、状況に合わせた最適な提案ができる存在になりたいんですよね!」

「『お客さんにとって、一番最適な見せ方を考える』ってことですよね!前回パースだったから今回もパース…じゃなくて、もっと いい伝え方 がありますよっていう 新しい選択肢を提案できる立場になる。」

「そうそう!こんなプレゼン方法もありますよ!ってところから、提案できる存在になれたら いいなと思ってます!AIにはできない仕事、クリエイターだからこそできること!」

「提案の提案! それって AIにはできない仕事 ですよね!✨AIって、進化してもディテールの微調整は苦手だから、建築CGみたいに 色味を細かく調整してほしいっていう要望にはやっぱり 人間のクリエイターが必要 なんじゃないかなって思う。」

「うん、やっぱり モデリングの精度が違うし、AIにはできない職人技みたいなものがあると思います!だから、職人の仕事はなくならない!むしろ、AIと共存しながら、もっと進化していくべきですよね!」
🎙建築VIZ業界、価格帯が二極化していく?

「あと、今後の業界の流れとして、価格の二極化も進んでいくんじゃないかと思っていて。低価格帯 では、海外のオフショアやフリーランスの方が安くて綺麗なCGを提供してくれるし、高価格帯 では、Unreal Engine などを使ってゲームエンジンレベルのハイクオリティCG を作る方向に進むんじゃないかな?」

「たしかに! 今って、安くて綺麗なパースを作る人 も増えてますよね。でも、僕の考えでは、パースの上位互換がVRってわけじゃない と思うんです。それぞれ違う価値がある から、単純に価格だけで決められちゃうのはもったいない! って思う。そうなると、 価格の違いって何?っていうのをもっと 分かりやすく発信していく ことが必要だなって思いますね。なぜ高いのか? 何に時間をかけてるのか?そういう部分をきちんと 可視化 して伝えないと、安ければ安い方がいいって思われがちじゃないですか?」

「うん、それは すごく大事な視点 ですよね。特に、海外の方から連絡をいただくことも多いんですが、日本の業界って中身が見えないって言われることが結構あるんです。データって 権利関係で、表に出せないものが多いから、どんな仕事をしてるのか?が伝わりにくいみたいで。クオリティの違いが見えにくい からこそ、ちゃんと発信していくことが大事ですね。」

「確かに!例えば、Mirみたいなパース を知らない人もいるわけで、知れば 『多少高くても、こういうクオリティが欲しい!』 って思う人もいるはず!価格が違えば、そこには ちゃんと理由がある し、その価値を どう伝えていくか? ってすごく大事ですよね。」
🎙建築VIZをもっと広めたい!

「このラジオ、今は業界の人向けに発信してるけど、建築VIZを知らない人にも広めていきたい!だから、今後も続けていくなら違う業界の人にも聞いてもらえるラジオにしたいなって思っていて。その時には、西鍛治さんにもぜひ協力してもらって、業界をもっと盛り上げていきたい!!✨」

「そう! 僕らギリギリ20代なんですけど(笑)、意外と 同世代の知り合いが少ない んですよね。もっと若い世代にも、建築VIZって面白い!ってことを知ってほしい!」
🎙2024年の目標、イベントやりましょう!

「じゃあ、今年の共同目標として…業界をもっと広める!そして、リアルイベントを開催する!!✨Tane.さんと 協力してイベントをやります!!🔥」

「やりましょう!!✨✨オフラインでみんなで集まったらあるあるトークで時間が一瞬で吹っ飛びそう!!(笑)集まれる機会を大事にして、イベントを実現させましょう!!ちなみに…私の今年の目標 は、今いただいている パースの仕事を細く長く続けていくこと!この業界って大変なことも多くて辞めちゃう人も多いんですが、私は 続けることに意味がある と思っていて。お客様のおかげで成長できた部分もたくさんあるので、そういう経験を大事にしていきたいなと思ってます!」

「分かります!やっぱり、お客さんと一緒に作り上げていく からこそ、ドラマが生まれるんですよね。」

「ところで、西鍛治さんのプライベートの目標は… ギターですかね?🎸✨西鍛治さんのギター、本当にすごいので、ぜひ みんなの前で弾いてほしい!!」

「えっ!?(笑)…じゃあ、イベントでギター弾きます!(笑)建築 with ギターイベント、やりますか!(笑)ちなみにTane.さんのプライベートの目標は… 猫?」

「猫もそうなんだけど、実は 詩・小説・漫画のシナリオ をコンペに出す活動を ここ数年続けてるんです!CGのコンペにも出してたけど、結果はなかなか出なくて…でも、文章の方は賞をもらえたので、今年も続けていこうと思ってます!お互い表現することが好きですよね!✨それって、仕事にも活かせると思うし、提案の提案みたいな部分にもつながりますよね!」

「うんうん!言葉を持っていると、こういうタイトルやコピーで納品するといいですよっていう風に、デザインやプレゼンの提案にもつながるしね!今日のラジオもたくさん話せて楽しかったです!✨」

「私も めちゃくちゃ話しやすくて楽しかったです!!聴いてくださった皆さん、本当にありがとうございます!皆さん、寒い冬を乗り越えて…また楽しいイベントでお会いしましょう~~~!!🍻✨」
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お読みいただきありがとうございます!✨
建築VIZの未来、AIとの共存、価格の違いをどう伝えるか…
いろんなテーマで語ってきましたが、やっぱり 「伝える力」 が大事だと改めて感じました!
技術が進化しても、最終的に「伝える」のは人間の仕事。
だからこそ、“どう表現するか?” を考え続けることが、私たちの価値につながる。
そして! 今年は リアルイベントも開催予定!🎉
みんなで集まって、ワイワイ 「建築VIZあるある」 を語りましょう!
次回のラジオも、そしてブログもどうぞお楽しみに!🎤✨
それではまた、お会いしましょう~!😊
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