
こんにちは、atoです!
今回はスタッフインタビュー第5弾!
女性CGクリエイターの荻原さんにインタビューいたしました!
(スタッフインタビュー、第5弾目までいった!うれしい!🌸)
荻原さんは家庭を持ちながら現在ATA企画の設計部に所属し
業務の傍ら、趣味である絵を描いたり個展に参加したりと
芸術活動を精力的に行っている女性スタッフです。
(実は美術雑誌にも掲載歴があるんです👀)
今回は私から荻原さんにお声がけさせていただき
現在に至るまでの人生歴や女性ならではの思いなどを聞いてまいりました!
前編では、これまでの職歴や旦那さんとのお話👨、美術を学ぶため東京に出てくるまでのお話です!
女性CGクリエイター、荻原さんの軌跡、どうぞご覧ください🌟
▸▸▸オンラインMTGで荻原さんに連絡

「あ、荻原さんお疲れ様です!本日は業務の合間をぬってお時間いただきありがとうございます!」

「阿藤さんお疲れ様です、とんでもないです!インタビューよろしくお願いします!」

「インタビューといっても、私たちとちゃんと話すの初めてなので、けっこうラフに会話を楽しめたらうれしいなって思ってます(笑)」

「そうですねよ(笑)お茶飲みながらみたいな感じで話しましょう(笑)」

「はい(笑)では早速、まず私から荻原さんにインタビューを依頼させていただいた理由を簡単にお話すると、私実は荻原さんのInstagramをけっこう見ていて、、」

「え!見てくれてるんですか!」

「見てます見てます!荻原さんいつもATA企画のInstagramにイイね!をしてくださっていて、それが凄くうれしくて!
それで荻原さんのInstagramを見ると、アートの作品がたくさん掲載されていて、あとは何かリンクも貼られてますよね?」

「あー!貼ってます!え、見たんですか??」

「もちろん見ました!」

「え~~~うれしい!(笑)見る人いるかな~と思ってたから(笑)」
★荻原さんのInstagramはこちら☟
✅プロフィールのリンクから、荻原さんのアーティストステイトメントが読めます!

「そしたらそこに荻原さんの昔の出来事だったり思いが載っていたりして。。
荻原さんはATAの中でもけっこう話題に上がる人なので、どんな人生を送ってきたんだろう、原動力はなんだろう?って知りたくなって、お話聞きたいと思いました!」

「うれしい(笑)」

「あと荻原さん以前YouTubeにも出たいっておっしゃっていましたよね?」

「あ、そう、最近私もYouTubeを見るようになって、単純に私もやってみたいなって思ったんです。私アートの仲間はだいぶできてきたんですけどCGの仲間って全然いなくて、仲間欲しいって思ってるんです。いるとしても前の会社とか、、でも、男性社会だったからあんまり女性がいなかったんですよね。」

「前はどんな会社さんだったんですか?」

「映像会社だったんです。そこは、女性は私の他にひとりいたけど、あとはみんな男性で。人数は10人くらいなんですけど、その会社だけかはわからないけど、女性はあんまりいない印象だったんだよな。。」

「男性社会だったんだ。。」

「あと女性って結婚や出産で一回離れちゃったりするからね。私、専門学校で1年間3D学んでるんですけど、そのときの同期の女性はみんなCGやめちゃってて。」

「あ、そうなんですか!」

「復帰した人いるのかな。。でもやっぱり子育てとかそういうのもあって、1回やめてるからね。続けてるとしたら、よっぽど好きか、あとは旦那さんの意向とかにもよるんですかね。」

「荻原さんの旦那さんはCG系の?アニメ系の?方なんですか?」

「あ、そう!アニメーターをやってて、ゲームとか、パチンコスロットとかの液晶のキャラクターを動かしたりしてるね。専門学校で出会ったんだよね。だから私の仕事にも理解があるし、私も旦那の仕事に理解があるから。」

「専門学校で出会って、お互い理解もあって、素敵ですね。。。うらやましい。。
じゃあ旦那さんの影響も受けたりしてるんですか?」

「全くですよ(笑)旦那と私は全然性格ちがうので(笑)」

「え!どんな風にちがうんですか??」

「もう全然ちがって(笑)なんだろう、ドSですよ、ドS!!」

「ドSなんですか!!」

「私がドMだからちょうどいいのかなって(笑)」

「それ自分で言う人いるんですか(笑)」

「なんだろう(笑)私は修行とか大好き!ってタイプで、でも旦那は遊んで暮らしたいってタイプで。」

「全く違う二人が意気投合したんですね(笑)
出会ったのは専門学校の時だから、10代20代くらいの時?」

「あ、専門学校は社会人になってから行ったんです。
私出身が北海道の利尻なんですけど、札幌の短大出た後に東京に出てきて、東京で5~6年働いてから専門学校に行ったんです。だから専門学校行ったのは25~6歳くらいの時ですね。」

地元利尻で過ごす荻原さん

「一度就職された後に専門学校へ行かれたんですか!?」

「そう~、働きながら1年間夜間の学校に行ったんですよね。」

「え、、働きながら1年間夜間の学校通うって、けっこう大変。。?」

「もう~っ、大変だった!課題とかいっぱいで(笑)
今阿藤さんは業務の中で3Dsmaxってソフトを使ってると思うけど、私は専門学校でMayaってソフトを1年間勉強してたんです。Mayaを使えるようになる、みたいな。」

「Mayaを使ってたんですね。」

「映像業界にいたときはMayaをずっと使ってたなあ。で、ATAに入ってから、3Dsmaxに乗り換えたって感じかな。」

「あ、そこのお話けっこう聞きたいです!もともと札幌にいて、そこから東京に出てきて、ATAに入るまでの人生の過程を。。。」

「なんだろう(笑)もともと札幌の短大で絵を勉強し始めたのは、本当は漫画家とかアニメ系の方に行きたいと思ったからなんです。
だけど、札幌にいても、そういう仕事はできなさそうだと思って。。東京出てきて。」

短大時代

「じゃあ東京に出てきたもともとの理由は、漫画家とかになりたかったから。。?」

「そうだね、私、絵の勉強したいと思ったのが中学3年生くらいで、進路決めるときに親に漫画家とかになりたいって相談したの。
そしたら、お父さん自身が昔、画家になりたいって思って絵をやってた時があるらしくて
お父さんに「もし漫画家になりたいんだったらちゃんと美術を勉強した方がいい」って言われて、そこから短大とか、美術系に行こうって思ったんですよね。」

地元利尻

「お父さんはもともと画家の方。。?」

「えっとね、画家を目指してた。で、昔多摩美術大学に補欠で合格したらしいんだけど、
昔は補欠をとるための?お金を納めないと入学できなかったらしくて、仮に補欠合格しても(笑)」

「補欠合格しても。。?」

「昔のことだから詳しくはわからないけど、でもそのお金がお父さんはなかったから、あきらめて利尻に帰ったらしくて、それで漁師になったみたい。」

「え!漁師!?」

「そう漁師(笑)ちょうど姉が生まれるときだったから、それもあってあきらめて利尻に帰って漁師になったって。(笑)

「今も漁師されてるんですか??」

「今も漁師やってますね。そんなんがあったから、私が東京行くって言った時に、「まあ好きに生きろ」みたいな(笑)それで今に至る(笑)」

「かっこいい(笑)それで東京に来て、就職されたんですか?」

「うん、でも本当はね、短大出てるけど、美大に行きたかったんだよね。」

「短大出た後に、美大に?」

「そう。実は札幌の短大出た後に、そのまま札幌で1年予備校に行ってるんだよね。」

予備校時代

「え、すごい、、すごい勉強家だなってつくづく思います。。」

「勉強好きだったなぁ~、勉強といってもそこは美術の予備校で、ずっと1年間絵を描いてたな。でも、利尻だと予備校って概念がなかったから、短大行ってから気づいたって感じ、その世界を。」

「あ、予備校ってものがあることを?」

「そう!予備校ってものがあって、みんな浪人をするんだ!みたいな!」

「わかります!私も群馬から埼玉・東京って出てきたときに、今まで当たり前だった自分の世界と差がありすぎてこんな世界あるんだ!って感じました。」

「そうだよね~、それで東京に来て、最初の半年くらいは八百屋さんでアルバイトしてたんだよね。」

「あ、八百屋さんでアルバイト?それは東京の予備校に通うための資金?」

「えっとね。夏期講習とか通うための資金。でも、八百屋さんで朝から晩までバイトして、時間がもうやばいなってなって、、絵を描く時間もないし、一人暮らしだったからお金もかかるし、もう埒が明かないなってなって。。短大出てるしもう大学いいかなって思って、それでハローワーク行ったら版画工房を見つけて、そこに就職したんです。」

「そうだったんだ。。。札幌で予備校行った後に、東京でも夏期講習に行こうと思うなんて、すごい、勉強家、ですねよ。。」

「あはは(笑)でも、たぶん私、回り道してたかも。。。」

「回り道?」
北海道の利尻・札幌で過ごしてきた荻原さん。
中学生のころ漫画家を目指し、その後美術系の学校へ通い精力的に美術の勉強をする。
東京に出てきてからも美術の学びを深めようとするが、そんな荻原さんの選んだ道はまさかの回り道。。。?
<次回>
考えた末に、漫画やアニメの道からCGの世界に切り替える・・・?
その後も、人生のベースである美術活動の通じて新たな出会いと別れを経験。
作品ではなんと賞まで受賞・・・?
荻原さんの考える今後とは・・・
お読みいただきありがとうございます!
次回もお楽しみに🌟
インタビュアー:ato
企画・監修:nishikaji
サムネ/アイコンデザイン:okayasu
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