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【VR案件の出発点は自主制作だった?】その背景とは・・・

  • 執筆者の写真: ATAKIKAKU
    ATAKIKAKU
  • 2023年6月25日
  • 読了時間: 5分

更新日:2023年8月6日



こんにちは、atoです!


前回UPした西鍛治の後編インタビュー

ご覧いただけましたか?

実はUP後、記事に載っていたVRバーの反響をいただきました!

(ご覧いただき本当にありがとうございます!)



現在ATA企画ではVR制作にも力を入れているのですが、実はその出発点は西鍛治が

自主制作したVRバーなのです!


こちら↓




今回は自主制作を作った経緯などを西鍛治に

伺ってきましたので、ぜひご覧ください♩




ブログのサムネ


★合わせて読みたい前回の記事はこちら


ブログ記事のサムネ
【パース屋さんはサービス業?!僕はお客さんの相談相手になりたい】CGにこだわらない、これからのパース屋の在り方/CGクリエイター 西鍛治 駿 後編

★そもそもVRとは・・・

・「Virtual Reality」の略で「仮想現実」と訳される

・VRデバイスを装着することで、360度広がるデジタル上の仮想空間に没入したような体験が可能

・エンターテインメントからビジネス、医療まで幅広く活用されてる




ree

「西鍛治さん!前回の記事に登場したVRバー、反響ありましたね!」


ree

「ありましたね!見てくれて嬉しいです!」


ree

「そもそもVRバーはなんで作ろうと思ったんですか?」


ree

「なんで作ろうと思ったんだっけな~(笑)」


ree

(覚えてない?笑)「完全自主制作ですか?」



ree

「そうだね、自主制作。確か、制作した頃はコロナ渦だったのよ。それで、こういうバーにみんなが集まれるようなものを何か作れないかなって思ってたんだよね。」



VRバーの写真
VRバー制作:西鍛治

ree

「コロナ渦だったんですね!じゃあ作ったのは1年半~2年前くらい?」


ree

「そうだね、でも最初は現実的にバーを作りたかった。バーチャルじゃなくて、本物の。」

ree

「え?本物のバー!?」


ree

「うん(笑)物件とかも見に行こうと思って調べてたよ。でも初期費用で500万円くらいするから、これは無理だと思って(笑)」


ree

「500万円。。!」


ree

「見積りも出したりしてたんだよ。

従業員を雇って、結構真剣にバーを開けないかなって考えてた。


ree

(壮大なスケール。。。)


ree

とにかくバーを作りたかったんだよね。でも実際作るってなると、すごくお金がかかることだからね。」


ree

「それでバーチャルのバーを作ろうと?」


ree

「そうそう、バーチャルだったら作れるから、とにかく作ってみようと思って。」


ree

(そうだったんだ。。!)「もともとATA企画でVR制作は担当されたんですか?」


ree

「いや、当時はまだVRってものがあんまり主流じゃなかったから会社でもそんなに力を入れてなかったのね。でも個人的にVRに興味があったから、とにかく手を動かして作ってみたんだ。」



VRバー制作過程の写真
3ds Maxでの制作画像

ree

「そうだったんだ。。何かきっかけがあったんですか?」


ree

「厳密に言うと、最初はVRとは違う

WEB上を歩き回れるものを作ってて。。」

ree

「ふむふむ。。?」


ree

「最初はひとりでUnreal Engineっていうソフトを勉強してて、そのソフトを使ってWEB上でマンションの中を歩き回れるものを作ってた。


Unreal Engine(アンリアルエンジン)とは

・アメリカのEpic Games(エピック ゲームズ)社が開発したソフト

世界でもっとも使用されているゲームエンジンのひとつ

ゲームエンジンとは:ゲーム制作に必要なソフトがすべて揃った開発プラットフォームのこと

・ゲーム開発や映画、アニメーションなど、幅広い分野で活用されている


ree

「それをFacebookに上げたら朱利さん(弊社CG部キャプテンの多田 朱利)が「これはすごい!」って言って取り上げてくれたのね!


ree

(見てくれて取り上げてくれるって嬉しい!)


ree

「で、「VRゴーグルとか使ってVR化できないの?」って言ってVRゴーグルを支給してくれたんだ。」


ree

(そういう背景があったのね!)




VRゴーグル
VRゴーグル

ree

「それで作り始めて、社内でVRゴーグルを使った一番最初の作品は西鍛治さんが作ったVRバーなんですか?」


ree

「そうだね!最初の作品だね。」


ree

「完成したVRバーを見せたとき、反響はどうでした?」


ree

「反響があってみんなにお披露目するってことになったんだよ!

当時も在宅ワークだったんだけど、朱利さんがCG部のみんなに声をかけてくれて、久しぶりに集まるかってなったんだよね。

そこで、ひとりひとり実際にVRゴーグルをつけながら体験してくれたね。」


ree

「社内で反響があるのは嬉しいですよね!

ちなみにこのVRバー、音楽が流れる仕組みになっていますが、何かこだわりが?」


ree

「僕はジャズバーみたいなのがよかったから、ピアノを置いて音楽が出来るバーにしたかった!


ree

「ジャズバーみたいなコンセプトなんですね!よく見るとちゃんとステージもある!」




VRバーの写真
ステージとピアノを置くこだわり。しっかり譜面もあります!

ree

「ちなみに、私VRの仕組みがよく分からないので質問なんですけど

VRはどんな制作過程で作られるんですか?」


ree

「簡単に説明すると、まずは3ds Maxでモデル制作をして、次にモデルデータをUnreal Engineに移行すると。移行したデータをOculus QuestっていうVR機器にエクスポートするとVRゴーグルで見れるようになる!」


★3ds Maxとは

・Autodesk社が販売する3DCGソフト

「鬼滅の刃」などのアニメーション作品や建設業界でも広く使用されている


★Oculus Quest(オキュラスクエスト)とは

・頭に被ってVRの映像やゲームを楽しめる機器

・スマホを差し込んだりPCにケーブルを繋いだりは不要

・VRゲーム、動画鑑賞、ネットサーフィンなど、さまざまなことが可能


ree

「なるほど!いくつかの過程を踏んで完成するんですね!私不思議だったんです。。どういうふうに繋げてるんだろうって。。


ree

「僕も最初はそのレベルだったよ。今まで会社でやったことがなかったことだし、作ったこともなかったからね。」


ree

「VRやUnreal Engineの知識はどうやって習得したんですか?」


ree

周りの人に教えてもらったり、アドバイスもらいながらと、あとはチュートリアルの動画を見たり本を読んだりだね。」

ree

(周りの人のサポートあってこそだ。。。)




VRバー制作過程の写真
3ds Maxでの制作画像

ree

「手探りの状態で、何もないところから始めたね。。」


ree

(手探りの状態で。。)「VRバーは何日くらいで完成させたんですか?」


ree

「え~~Unreal Engineを覚えるところから含めたら半年くらいかかったよ。

バーだけだったら、仕事終わりに作ってたから、2週間くらいかな。」

ree

「正直、けっこう大変でした。。?」


ree

「なかなか大変よ。。VRも最初は何もできなかったし、正直、めちゃくちゃ難しい。

Unreal Engineはゲームを作るソフトで人気なゲームとかもUnreal Engineで作られてた気がする。」


ree

(ゲームを作るソフト。。)


ree

Web上だったり、VRゴーグルを付けてその中を歩き回れるようなものを作るって、ようは、数年前のゲームみたいなものじゃん。ある意味、ゲームを1個開発するぐらいの、そこまでは行かないかもしれないけど、それぐらいの大変さはあるよ。。」


ree

「何か問題が起きたらそれを解読していかないといけない。。」


ree

「そうそう、、それが大変。今まで描いてきた静止画とは、やっぱりちょっと全然、話のわけが違う。静止画を描くのとは、話のベクトルが違う。

ree

(たしかに。。)


ree

「でも、ほんと、1個ずつ積み上げていくしかないんだなって思うよ。その結果今があるからね。何もないところからさ、作って見せてアドバイスをもらって、また違うものを作って。。

ree

「その結果、今は実際にVR系の案件を担当されてますもんね。」


ree

「うん、ほんと、今までやってきて良かったって思うよ。。振り返ると、1年経って何かと状況が変わったなと思う。。」


ree

「西鍛治さんって、どうしてそういうふうにいろんなことに挑戦できるんですか?

普段の考え方とか、そのあたりのお気持ちが知りたいです。。」


ree

「それは。。また今後の記事で(笑)」


ree

「え?」




手探りの状態で始めて、周りの人のサポート

を受けながら1年後、実際仕事に繋がると。。

話を聞いてて、私はその原動力に興味が湧きました。


今後も、西鍛治の考え方を探って

この場でお伝えしようと思っているので

みなさまどうぞおたのしみに!

感想やご質問もおまちしております☆


今回もありがとうございます!

また次回♩

インタビュアー:ato

企画・監修:nishikaji

サムネ/アイコンデザイン:okayasu




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